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【厳選】今年読んで面白かった本(その3)

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どうも。ぼんどです。

今年のおすすめの本…沢山あるのですが、
とりあえずしつこくなっちゃうので
次回は話題を変えたいと思います。(笑)

今回ご紹介するのは、山口周さんの
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』
です。

1.概要

この本の冒頭、
今世界のエリート(エグゼクティブ)は
アートスクールに通っている、
と記載から始まります。

何故、そのような事が起こっているのか?
そもそも美意識とは何か?
美意識を何故学ぶ必要があるのか?

という事を読者に分かりやすく説明しております。

2.読んで私が思ったこと

この本を読んで私が思った事は
主に下記3つになります。

1)美意識+αが必要
2)美意識を養う=経験が必要
3) アートを多角的に捉える事が必要

まずは1)について。

本を通して一番感じたのは
美意識は確かに必要、
だが他の要素とのバランス感覚
も必要という事です。

どういう事かと言うと、
iPhoneが良い例になるかと思います。

iPhoneが売れたのには私としては
デザイン・機能・向上が大きいのではないかと
考えています。

デザインとはあのスタイリッシュさが
現代の人の心を掴んだんだと思います。

一昔前は、どちらかというと
まったく真逆なカラフルなものが
人の心を掴んでいたと思います。

その時代のニーズを直感で捉える
感覚がいつの時代にも必要なのだと感じました。

機能に関しては、iPhoneには独自かつ
より直感的に触れる機能が多いと思います。

この辺りはデザインだけではなく、
それをモノとして作りあげる職人的な
感覚が必要だと思います。

向上に関しては、皆様新しいiPhone
発表された時に期待する中に
「次はどんな機能が搭載されるのだろう?」
と思っている方が多いと思います。

発表までには、その機能の有用性を
確認・検証し何度も修正が加わっているはずです。

この3つのバランスが
上手く作用しているからこそ
iPhoneは今のシェアに至ったのだと思います。

長くなりました。(笑)
次に2)についてです。

では美意識を学ぶためには
どうすればいいのか?

突如として美意識が変化する人間は
いないと私は思います。

これには例えば、
美術館・展覧会にいって
色んな作品に触れる事や、
実際に美しいと思った場所に行き
自分の目で見る、など自身で経験値を
積んでいくしかないと思います。

頭の中で経験したものは以外な所で繋がり、
そしてそれが発想・ひらめきになるのだと
私は思っています。

最後に3)です。

これは例えば1つの絵画を見たときに、
ただ「美しい」「綺麗」とかの
感想だけではなく、
作者が書いた背景は何か?
抱えている人物はこの絵の後に
どのような行動を起こすのか?

など絵画では描かれていない部分を
自身で想像するのです。

「...だろう」という感覚は
多角的に物事を捉えるのに必要です。

このスキルを身に付け習慣化すると
普段の生活の場面でも多角的にものを捉え、
色んなアイディアが浮かんだり、
はたまたニュースで報道されている事を
鵜呑みにせずに疑問を持って他の面から
真実を探ってみたりする事が
出来るようになると思います。

3.まとめ

如何でしたでしょうか?

ちょっと難しいそうだなぁ、
と思った方がいるかも知れませんが
山口周さんはどの本も非常に分かりやすく
親切に掛かれていると思います。

ご紹介した本は下記にリンクを
貼っておきますので、
ご興味ある方は是非見てみて下さい。

では次回もよろしくお願いします!!